2011年12月1日 ドイツ旅行6日目

ミュンヘン編。(すでに半年前の出来事)

ドイツ旅行6日目。今までの内容は以下の通り。

ドイツ旅行 準備編
ドイツ旅行 1日目 移動〜ベルリン編
ドイツ旅行 2日目 ベルリン編
ドイツ旅行 3日目 ドレスデン編
ドイツ旅行 4日目 ローテンブルク編
ドイツ旅行 5日目 ニュルンベルク編

6日目は、1日中ミュンヘンを観光します。


朝食は、ミュンヘンの宿泊ホテル メルキュール ミュンヘン シティセンターで取ります。お決まりのバイキング形式で、ベーコン盛り合わせ、クロワッサン、チーズ、焼ソーセージなどを食らう。やっぱり全部美味くて飽きない。


朝食


9時には、ホテルを出発して1日乗車券(ペアチケットで2〜5名分)を購入。さすがにもう慣れたもんです。Sバーンを利用して、カールス門へ。噴水が見たかったけれど、冬のためかスケートリンク会場になっていました。まだ朝が早すぎて、当然誰も滑ってはいない。

続いて、ノイハウザー通りからミヒャエル教会へ。朝からお祈りをしている人がちらほら。すぐに、フラウエン教会へも行ってみる。


ミヒャエル教会


そして、お目当ての新市庁舎へ。昨日も来たけど、辺りは暗くて見えなかったのに等しいので、写真をたくさん撮る。新市庁舎は屋上へ上がれるということで(5ユーロ)、エレベータを探す。かなり分かりづらいところにあったが、なんとかエレベータを見つけて9Fまで行く。(エレベータも1回乗り継ぎがあります)上からの眺めでは、BMW博物館やオリンピック塔など、今日は観光しない場所まではっきり見ることができた。


ペーター教会の裏手にはお肉屋さんがたくさん。そう、お目当ては白ソーセージです。個人的に
今回のドイツ旅行で一番食べたかったものです。イートインできる肉屋さんで、白ソーセージを食べる。これが美味しい!豆腐のように柔らかく、マスタードと絶妙に合います。一緒に出てくるプレッシェルは僕の口には合わず。塩辛い。お酒のつまみというのが良く分かりました。プレッシェルは普通に残しました。


白ソーセージ


少しお腹を満たした後は、先ほどは見ることができなかった新市庁舎のからくり時計を見に行く。何時間に一回でちょうど良い時間になっていました。最初は「ん?」って感じでしたが、徐々に盛り上がりを見せる。なかなか良い物でした。

ペーター教会に入りたかったけど、入り口に人が溜まっていたので、断念することに。


正午になり、レジデンツ博物館へ。こちらも今回の旅のお目当ての一つ。レジデンツ博物館はとにかく広くて、作品も盛りだくさん。中は結構寒くて、コート必須でした。見たかったレジデンツのシアターは開演時間が合わず、断念。

レジデンツ博物館

ルートヴィッヒ2世


そして、個人的にどうしても行きたかったモダンピナコテークへ。レジデンツ博物館からは少し遠いですが、十分歩いて行ける距離です。ここは、もう大好きな作品ばかり。チェア、車、絵などほんとに盛りだくさんです。中でも個人的に大好きなチェアがたくさん。ショップでも人形やマグネットをゲット。


車もこうすればアートに


大好きなチェア


ノイエピナコテーク、アルテピナコテークも観たかったのですが、時間がないのでショップだけ立ち寄りました。


そろそろ辺りも暗くなってきて、クロイツカムというお店でバームクーヘンを購入。ここでは日本人もいたので、やはり有名なのでしょうか。


夕食は、マリエン広場近くのドニスルで。シュバイネブラーテン、ターフェルシュピーツ、ビール、ヌードルズッペを食す。やっぱりドイツ料理はおいしいですね。でも、ずっと続くと飽きるかも。

ターフェルシュピーツ


シュバイネブラーテン


腹一杯になって、6日目終了。

盆栽とアブラムシ

我が盆栽「長寿梅」にアブラムシが沸きました。

その後の経過。


ガムテープで一通りのアブラムシを取り取り、全てとは言えないが、結構の数を殺生しました。その後、買ってきた「オルトラン(粒状)」を散布し、経過観察。オルトランの効果か、以前のようにアブラムシで溢れかえることはなくなりました。が、やっぱりまだいます。

盆栽の上級者である父に聞いてみると、霧吹き上の薬品で葉っぱに散布するといなくなるとのこと。早速やってみる。数日後、確かにアブラムシはまったくいなくなりましたが、葉っぱが黄色くなって元気なくなったように見える。現に、葉っぱに触れるとぽろぽろと葉っぱが落下します。

これは自然なことなのか、散布した薬のせいなのか検討がつかず。


気になるので、情報を集めてみると、良い記事がありました。

「長寿梅のお手入れ」
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/yukei/diary/detail/201007040000/


「この梅雨時期になると、長寿梅は春からでた葉が黄色くなって落ちやすくなります。
落葉して、まだすぐに新しい葉がでてきて、花もちらほら咲きます。個体差があるのですが、年に2,3回、落葉と芽だしを繰り返します。」(引用)


なるほど、梅雨には黄色くなって落葉するのは普通のことなのか。にしても、葉を全部落として盆栽を丸裸にするのは少し寂しい気がする。

盆栽はじめました

ずっと興味はあったのですが、なかなか手を付けなかったモノ、盆栽。誕生日にいただきまして、育てることになりました。苔も大好きで、こちらは学生時代までずっと育てていましたが、疎遠になっております。

育てることになったのは、「長寿梅」で、いただいたときには一輪の花を咲かせていました。


興味はあっても、知識はまったくなし。ということで、入門書を買いました。

盆栽入門

盆栽入門

盆栽の種類ごとに詳細な育て方が載っていてなかなかわかりやすいです。写真や図もたくさんあるも良し。


本を読みながら我が盆栽を眺めていると、、、ん、なんか虫がいる。

ア、アブラムシである。これはいきなり想定外。ネットで検索しつつ、焦る。

情報によると、アブラムシは繁殖力が高いそう。なので、もらったときから何匹かいて、それが膨大に増えたのだろう。これは気がつかなかった。とりあえずの応急処置として、テープで殲滅作戦。あまりに数が多かったので、すべては取りきれませんでしたが、早急に「オルトラン」という殺虫剤を買いに走り、散布しました。効果が出るまで数日かかるそうなので、現在様子見です。


テープ除去、オルトラン以外にもいろいろな駆除策が情報としてありました。

・牛乳を散布   → 臭くなりそうなので却下
・手でつぶす   → 手が汚くなりそうなので却下
・てんとう虫投入 → いないので却下

となりました。


いきなり出鼻をくじかれましたが、この先どうなることか。

2011年11月30日 ドイツ旅行5日目

ニュルンベルクミュンヘン編。

ドイツ旅行5日目。今までの内容は以下の通り。

ドイツ旅行 準備編
ドイツ旅行 1日目 移動〜ベルリン編
ドイツ旅行 2日目 ベルリン編
ドイツ旅行 3日目 ドレスデン編
ドイツ旅行 4日目 ローテンブルク編


5日目は、ローテンブルクから移動し、ニュルンベルクミュンヘンを観光します。
朝食は、ローテンブルクの宿泊ホテル マイヒスキューヘンマイスターで取ります。ここもバイキング形式で、ソーセージ、ベーコンが美味しい。かなり家庭的な味でした。チーズも種類が豊富で、おいしい。どのホテルでも大体メニューは同じですが、まったく飽きない。


朝食


予定では、ローテンブルクを少しだけ観光してから、ニュルンベルクへ向かうはずでしたが、4日目に十分ローテンブルクを満喫できたので、すぐニュルンベルクに向かうことに。
ローテンブルクに来る時に乗ったRBで、今度は復路になります。まずはSteinnachでRBに乗り換え、すぐにAnsbachに着きます。ここでも順調に乗り換え、ローテンブルクから1時間弱でニュルンベルクに到着。RBはICEと違い、遅れる可能性が少ないから安心です。


ニュルンベルク



ニュルンベルクに寄った目的はただ一つ、カイザーブルク城です。途中、聖ローレンツ教会、フラウエン協会、聖セバルドゥス、セバウス橋に寄り道しながら、急坂を上りカイザーブルク城に到着。カイザーブルク城には展望台みたいなところがあって、展望台のみのチケットがあります。チケット売り場が少し分かりづらかったが、何とか買えて景色を眺める。絶景絶景。カイザーブルク城まではずっと坂道で苦しいですが、それを吹き飛ばすほどの景色。
さて、今度は下る。ニュルンベルクでの食べ物と言えば、焼ソーセージ。ちゃんと専用屋台があるので、食べる。焼ソーセージかなり美味です。今回の旅でかなりソーセージを食べたが、個人的に一番好きでした。


焼ソーセージ



ニュルンベルク唯一の目的カイザーブルク城も見終えたので、予定よりも少し早くミュンヘンへと向かいます。ミュンヘンへは、ニュルンベルクからICEで1本。今回は遅れることなく、無事に着きました。


さて、ミュンヘン。駅に着いてから少し歩くと、今までの都市とは少し雰囲気が違うことにすぐ気づきました。それは、多国籍な雰囲気であること。これまで観光した都市は、ヨーロッパ系の人ばかりでしたが、ミュンヘンは様々な人種がいるように思えました。ちょっとした路地に入ると、少し怖い印象も受けました。

ミュンヘンで宿泊するホテルに着いて、少し休憩してからマリエン広場のほうへ向かいます。観光の時間は明日1日あるため、軽く新市庁舎などを見て周り、夕食の買出しへ。旅行中、ずっとレストランで食べていたので、ゆっくりするためにもデパチカで食材を買うことに。ドイツはコンビニやスーパーというのが本当に少なくて、デパート自体もやっとのことで探せました。
夕食は、鶏の丸焼き、ベーコン盛り合わせ、手羽先、サーモン、ヌードルをメインにビールを食しました。


3都市に渡った5日目も無事に終了。

2011年11月29日 ドイツ旅行4日目

ローテンブルク編。

ドイツ旅行4日目。今までの内容は以下の通り。

ドイツ旅行 準備編
ドイツ旅行 1日目 移動〜ベルリン編
ドイツ旅行 2日目 ベルリン編
ドイツ旅行 3日目 ドレスデン編


4日目は、この旅最長の移動があります。予定では、6時間の移動時間。

朝食は、ドレスデンの宿泊ホテル ケンピンスキー グランド ホテルで取ります。どこのホテルも大体同じメニューのバイキング形式でしたが、それでも全然飽きない。特に、ベーコン、ソーセージ系は抜群に美味しい。


朝食


移動時間が多いので、朝7時にホテルを出て、ドレスデン中央駅を目指します。ちょうどいい時間にドラムがあって、予定していたICEには乗れました。8時ごろ出発。しかし、ここでもプチトラブルがあります。
事前調査でICEは、遅れることがよくあるという情報は入手していたのですが、ほんとに当たり前のように遅れた。途中、霧があった影響か、道中電車が停まったり、日本の普通電車並みのスピードで運行していました。かと言って、どれだけ電車が遅れるのかもわからないので、常に不安な状態で座席に座っていました。周りの乗客はまったく焦っていなかったので、遅れることが当たり前なのだろう。

結局、1時間遅れで乗り換え地のFludaに到着。当然、予定していた時間の電車には乗れなかったので、計画の立て直し。ですが、ドイツの電車時刻表は分かりやすいので、すぐに乗り換えることができました。RBに乗って、この後は自己通りに運転し、Wurzburg、Steinnachで乗り継いで、ローテンブルクに無事到着。結局、最初のICEの影響による1時間遅れでローテンブルクに着きました。


乗車したICE


ローテンブルクに着いて、街中へ歩いていくと、まずはレーダー門が見えてきます。他の観光客も立ち止まって写真をパチリ。僕たちも続きます。ローテンブルクは、ベルリン、ドレスデンとは違って、この時点で、日本人観光客がちらほら。


レーダー門


レーダー門を抜けて、雰囲気のお店が立ち並ぶ路地を真っ直ぐ歩いていくと、マルクト広場に着きます。ここでは、他の都市と同じようにクリスマスマーケットが開かれている。さすがに他の都市よりは少し規模は小さい感じがしましたが、雰囲気は暖かい感じ。

ローテンブルクの宿泊先は、マイヒスキューヘンマイスターという中級ホテル。早速、チェックインすると、バスタブがなかったことは残念でしたが、中世的な雰囲気は抜群。さすがに、ベルリン、ドレスデンのホテルとはレベルが違いましたが。部屋で荷物を整理していると、カメラがない事に気づく。あわてて、フロントに行って、従業員に問い合わせると、ちゃんとありました。さすがにカメラを紛失すると、今まで取り貯めたデータが吹き飛ぶので大問題になるところでした。


マイヒスキューヘンマイスター


ホテルに荷物を置いてから目指すは、プレートライン。多くのガイドブックにも載っている観光スポットです。マルクト広場を抜けて行ってみると、そこまで人はおらず、写真もたくさん取れました。道中、ほんとに多くの日本人とすれ違った。修学旅行生だったり、ガイドツアーらしき人たちだったり。


プレートライン



プレートラインを堪能した後は、城壁周りを歩いてみることに。城壁の上に上がれる場所があるので、実際に上がって街を半周くらいしてみました。城壁の上からは、住民の生活感が垣間見え、なかなか良い景色でした。あとは、聖ヤコブ教会を見学をし、その後この旅で初めてゆっくりとお土産屋さんを見てみることに。
ローテンブルクは、街自体が小さいので、お土産屋さんも集約しています。なので、非常に見やすい。クリスマスシーズンということもあって、、どこもクリスマス関係のお土産がたくさんあります。また、ローテンブルクには、クリスマス専用ショップもあり、1年中クリスマスグッズが置いてあるお店もありました。ここでは、絵葉書やマグネットなどを購入。

お土産屋を散策していると、辺りは暗くなったので、夕食へ。ドイツ到着前からどうしても食べたかったシュバイネハクセを求めて、お店を探しました。日本のツアー客が入っているお店は避け、美味しそうなお店を発見し、中へ。ビールはGold Ostern Bierというのを注文。甘くてすっきりして飲みやすい。日本ほどの刺激はないけれど、これはこれで美味しい。そして、シュバイネハクセ。豚のすね肉ですが、こちらも非常に美味しいです。ここで、ベルリンで食べた謎のお肉もシュバイネハクセだということがわかりました。味が似ていた。


シュバイネハクセ(豚のすね肉)


満腹になってお店を出ると、クリスマスマーケットもお開きに。ベルリン、ドレスデンはかなり遅くまでやっていたのに、ローテンブルクは閉まるのが非常に早い。都市の違いでしょうね。仕方が無いので、ホテルに戻って4日目終了。

※ ローテンブルクは中世的な街並みが残っており、日本でも有名ですが、本当に日本人観光客が多かったです。それほど日本人好みの街だと思います。逆に、あまりに日本人とすれ違うので、外国に来たという雰囲気は多少薄れると思います。日本にあるドイツ村のようなところにでもいる感覚に陥りました。

新刊情報の探し方

本が好きな人にとって、「効率よく新刊を探す」っていうのは、非常に気になるところだと思う。今日は自分の本の探し方について書いてみます。


Twitterを始める前
2年前くらいにTwitterを始めたと記憶しているが、それまでは大手書店のサイトを直接見に行くことや、直接本屋に足を運ぶことが最たる手段だった。中でも、本屋で直接探すというのは、週に2,3日のペースで行っていて、結局何もなくてそのまま帰るなんてケースが多かった。本屋で買いたい本を見つけるというのも好きだけど、もう少し事前に買いたい本リストを頭に描いて本屋に行くという機会も増やしたい思いがあった。時間が無駄ですし。


Twitterを始めてから
TwitterRSSを始めてから、効率性がかなり向上した。たとえば、Twitterでは、大手出版社をフォローして、新刊情報を入手する。あとは、新刊情報ばかりをつぶやくアカウントも存在しているので、そちらもフォローしておけば、かなりの新刊情報がゲットできるようになった。特に自分からあちこち覗く必要がない。あとは、RSS。僕はiPhoneアプリのReederを使っていますが、こちらでも本屋サイトの更新状況をチェックしている。ちなみに、Reederは機能がシンプルで画面も見やすいので新刊情報だけでなく、他の情報もチェックしやすい。欲しい情報が効率的に取得できるようになった。


HONZの登場
それまでのやり方でも充分な情報が取れたのではあるが、一つ問題が発生する。それは不要な情報まで入ってきて、必要な情報を選別するのが面倒くさい。たとえば、あまり好きじゃないジャンルなども出てくる。この問題を救ってくれたのが、HONZ(http://honz.jp/)というサイト。このサイトとの出会いも、僕の本の探し方へ多大な影響を与えた。代表の成毛眞さんは、「本は10冊同時に読め」で知り、この本は「自分の読み方」と共感できるところも多く、大いに感銘を受けた。読書量も倍増倍増。このサイトもGoogle リーダーに登録しておけばOK。
このサイトと出会って良かったと思える理由の一つが、僕の好きなジャンル(新刊 ノンフィクション)とほぼ一緒だということ。1日1冊は紹介されるので、量的にもちょうどいい。HONZの紹介する本は、魅力的なものが多く、少しマニアックなものまで抜けがない。だが、好きなジャンルへの的は絞られたが、本屋での新刊の新発見が格段に減る。本屋に足を運ぶのが少し作業的なものになってしまい、ちょっと前までは、本屋で「あ、この本面白そう!」ってな発見が多かったけど、めっきり減ってしまった。
事前に本情報をゲットしておくことと、本屋で良い本を発見することは、互いに矛盾していますが、この辺のバランスが難しい状態です。面白い本の抜けがなくなったという点では、かなり良い状態ですが。




「効率よく新刊を探す」ということは、現段階でまずまずなモデルができていると思いますが、次はその情報をどう管理するか というのが次の目標。今までは、手帳に買いたい本をメモするという少し原始的なやり方をしていましたが、iPhoneアプリで「BookRemark」というのを見つけました。買う本リストや蔵書管理ができます。今は、こちらを使っていますが、もう少し工夫できないかなあと思案中です。この辺のネタで、iPhoneアプリを開発したいなあと思っています。

ちなみに、Amazonなどのネットで購入する方も多いかと思いますが、僕は書店で入手しにくいものを除いてはあまり使用しません。やっぱり本は装丁や手触りなども重要だと思っているので、その辺も確かめながら直接手に取ってから買いたいのです。

2011年11月28日 ドイツ旅行3日目

かなり間が空いていますが、まあいいや。つづき。ドレスデン

ドイツ旅行3日目。今までの内容は以下の通り。

ドイツ旅行 準備編
ドイツ旅行 1日目 移動〜ベルリン編
ドイツ旅行 2日目 ベルリン編


3日目はドイツに到着してから初めての長距離移動である。早起きし、大きなスーツケース、ジャーマンレイルパスを握り締め、ベルリン中央駅へ向かう。向かう前には、宿泊したホテルとブランデンブルク門を背景に写真をパチリ。いざ出発。
朝食は、ベルリン中央駅のパン屋で買って、ベンチに座って食べる。電車内用のお菓子や飲み物も購入。コーラと連携したレッドブル(レッドブルコーラ)があったので買ってみる。ちなみに日本でもレッドブルは飲んだことないので、初体験。味は薬onコーラ という味。全然翼が生えそうではない。
ちなみに、このレッドブルコーラ、過去にコカインが検出されたというニュースが・・・


レッドブルコーラ



さて電車。ベルリン中央駅からドレスデンまでEC(Euro City)に乗ります。電車が止まるホーム、1等席の乗車位置も簡単にわかりました。ドイツの鉄道は、すべての電車の時刻、ホームが掲示板に乗っているし、電光掲示板にも後何分で来るとかも出てるので非常に分かりやすいです。
1等席。最初は、1等席の中でも個室みたいなところに腰掛けました。そして数分後、車掌が切符をチェックしに来て、「ここの個室は予約が必要だよ」と言われ、強制撤去。どうやら1等席の中でも個室は予約が必要のようです(おそらく別料金もかかる)。そして、泣く泣く別車両の1等席に移動。確かにイスなども大きいけれど、先ほどの個室から比べると急にランクが下がった気がする。1等席では、乗務員がコーヒーや新聞を配ってくれたりします。また、個室以外の1等席でも予約があって、予約席の場合は、席の隣に「Berlin - Dresden」などの乗車降車位置を示したランプ表示がしてあるので、すぐわかります。予約していない人は、そのランプが付いてないところに座ればOK。ドイツ旅行全般で言えるのですが、1等席では予約なしでも座れないということはありませんでした。全体としても混んでいる印象はまったく受けません。ジャーマンレイルパスは、ヴァリデーションをした後、自分で乗車日を記入して、電車内で周ってくる車掌にパンチしてもらえばOKです。あとは、1日使えるというわけです。


特に遅れることもなく、ドレスデンに到着。飛行機でドイツに降り立った時とは違う感動がある。早速、ドレスデンの1日乗車券を購入し(ドレスデンでは、ファミリーチケットというお得な1日乗車券がありました)、トラムに乗ってドレスデン宿泊予定のケンピンスキー グランド ホテル タッシェンベルグパレードレスデン を目指します。トラムに乗りながら見えてくる景色(フラウエン教会、ドレスデン城など)にも圧倒され、それだけでも感動。

そしてホテル到着。ここは良い!!ベルリンのホテルも良かったけど、ここは更に広いしきれい。


荷物を置いて、早速観光に出かけます。まずはホテルの目の前にあるツヴィンガー宮殿。生憎、月曜日だったため、絵画館すべてが休み。宮殿内はなかなか広く、観光客もたくさんいました。ベルリンと違った日本人もちらほら。ツヴィンガー宮殿からは、ゼンバーオーバー、ドレスデン城なども見ることができます。


続いて、フリューゲルのテラスからエルベ川の写真を撮ったり、大きなドレスデン城の写真を撮って、ドレスデン城内にある歴史的な緑の丸天井の予約をする。人数制限があるようでしたが、なんとか予約を取ることができました。


そして、QFというデパート内にあるマイセンアウトレットをちら見。お土産に買いたいものがあったが、この後、ゼンバーオーバーの予約を取っていたので、一旦店を出て、後から買いに来ることに。


さて、ゼンバーオーバー。事前に予約をしていれば、ゼンバーオーバー内部の見学をすることができます。チケットは、ゼンバーオーバーのホームページからできます。で、この旅1番のトラブルがやってくるわけです。。。

予約時間の5分前くらいに、ゼンバーオーバーの入り口付近に来れました。しかし、予約時間になっても誰もいません。「あれ、入り口が違うのかな」と思い、周辺を歩いても他に入り口らしきところがない。掃除のおっさんに聞いても、「入り口はさっきのところ」 と言われる。15分過ぎても誰もいないので、さすがにおかしいと思い、市内のガイドセンターに行くことに。
市内のガイドセンターに着き、その旨伝えると、「ゼンバーオーバーのガイドセンターはここではない」と言われ、違う場所を指定される。そして、貰った地図を頼りに指定された場所に行ってみる。
着いてから、ここでもその旨伝えると、電話でゼンバーオーバーの見学ツアーの中止があったかを確認してくれた。それによると、「撮影のため、急遽ツアーがキャンセルになった」とのこと。なんだって!ゼンバーオーバーのチケットセンターが別にあって、そこで期日を変更するか、払い戻しにするかができることも教えてくれた。ここで、また新たな地図を手渡されるわけだ。
この地図を頼りに、行ってみると、これがない。いくら探してもチケットセンターらしきところがない。ないない。近くのお店に入って、場所を聞いてみると、「ゼンバーオーバーのチケットセンターがどこにあるか知らないけど、地図の場所は、50mくらい真っ直ぐ行って、左に曲がったところ」と言われる。行ってみると、これがない。
また、教えてもらったお店に戻って聞いてみると、別の店員が出てきた。するとしきりに「11!!」と言う。何かと思えば、建物の番号(番地)みたいだ。ここのお店は建物に「9」と書いてあるので、「11」と書いてあるところが地図の場所という。改めて、「11」を頼りに行ってみると、ベンチャー企業のようなところがあった。恐る恐る入ってみると、可愛い子が3人出てきた。「ゼンバーオーバーのチケットセンターか」と尋ねると、「Ya!」と返ってきた。ようやく見つけた!そして、「払い戻しをしたい」と言うと、「2,3日前に急遽キャンセルが決まって、その旨のメールをしたけど、返事がなかったから心配していた」と言われ、ようやくお金が戻ってきた。3人とも非常に丁寧に謝ってくれて、しかも3人ともすごく可愛かったので完全に許した!!ええ、許しました。しかし、時計を見ると、ゼンバーオーバーの見学ツアーが終わってるはずの時間だったとさ。
正直、払い戻しのお金自体は全然どうでもよかったけど、途中から2人でゲーム感覚になってきて、なんとかゴールしたいという思いだけで、払い戻しのお金をゲットしようと動いてました。少し時間は損しましたが、知らない土地、知らない言語の中で、こういったトラブルの解消ができたことは非常に良い経験でした。
あー、でもゼンバーオーバーの内部見たかったなあ!!


ゼンバーオーバー外観


一見ベンチャー企業のような ゼンバーオーバーのチケットセンター



仕切りなおして、続いては、今日予約が取れた歴史的な緑の丸天井へ。ここは、金ぴか金ぴか。漆、金、銀で彩られた内部には、ダチョウのタマゴ、人物画、馬の騎士など、本当になんでもあり。日本語のガイドもあって、見学しやすかったです。
そして、大分辺りが暗くなってきつつ、フラウエン教会へ。外観を写真で収めてから、中にも入ってみる。中で椅子に座ってしばしボーっとする。この旅行全般で思ったけど、教会が身近にある生活っていいね。


辺りは、かなり暗くなってきたけど、「世界一美しいミルク屋さん」に行きたかったので、トラムに乗ってエルベ川を越え、新市街を目指します。通行人に道を聞きながら、なんとかミルク屋さんに到着。残念ながら店内は撮影禁止ということで、外から写真を撮りました。中に入ってみると、チーズ、牛乳、チョコレート、ミルク石鹸、マグネットなどあり、確かに美しい。ここでは、マグネットなどをお土産に買って、新市街を後にします。


帰り際、エルベ川に掛かる橋からの景色がすごく綺麗で、感動。お昼に観光したドレスデン城やフラウエン教会などから発する光に、なんとも言えない気持ちに。写真をたくさん撮りましたが、写真からは感動が伝わらず。


マルクト広場に着くと、やっぱりクリスマスマーケットで賑わっていて、マッシュルーム、フランクフルトなどを食べて、ホテルへ帰宅。3日目終了。


マッシュルーム


フランクフルト