2011年11月28日 ドイツ旅行3日目

かなり間が空いていますが、まあいいや。つづき。ドレスデン

ドイツ旅行3日目。今までの内容は以下の通り。

ドイツ旅行 準備編
ドイツ旅行 1日目 移動〜ベルリン編
ドイツ旅行 2日目 ベルリン編


3日目はドイツに到着してから初めての長距離移動である。早起きし、大きなスーツケース、ジャーマンレイルパスを握り締め、ベルリン中央駅へ向かう。向かう前には、宿泊したホテルとブランデンブルク門を背景に写真をパチリ。いざ出発。
朝食は、ベルリン中央駅のパン屋で買って、ベンチに座って食べる。電車内用のお菓子や飲み物も購入。コーラと連携したレッドブル(レッドブルコーラ)があったので買ってみる。ちなみに日本でもレッドブルは飲んだことないので、初体験。味は薬onコーラ という味。全然翼が生えそうではない。
ちなみに、このレッドブルコーラ、過去にコカインが検出されたというニュースが・・・


レッドブルコーラ



さて電車。ベルリン中央駅からドレスデンまでEC(Euro City)に乗ります。電車が止まるホーム、1等席の乗車位置も簡単にわかりました。ドイツの鉄道は、すべての電車の時刻、ホームが掲示板に乗っているし、電光掲示板にも後何分で来るとかも出てるので非常に分かりやすいです。
1等席。最初は、1等席の中でも個室みたいなところに腰掛けました。そして数分後、車掌が切符をチェックしに来て、「ここの個室は予約が必要だよ」と言われ、強制撤去。どうやら1等席の中でも個室は予約が必要のようです(おそらく別料金もかかる)。そして、泣く泣く別車両の1等席に移動。確かにイスなども大きいけれど、先ほどの個室から比べると急にランクが下がった気がする。1等席では、乗務員がコーヒーや新聞を配ってくれたりします。また、個室以外の1等席でも予約があって、予約席の場合は、席の隣に「Berlin - Dresden」などの乗車降車位置を示したランプ表示がしてあるので、すぐわかります。予約していない人は、そのランプが付いてないところに座ればOK。ドイツ旅行全般で言えるのですが、1等席では予約なしでも座れないということはありませんでした。全体としても混んでいる印象はまったく受けません。ジャーマンレイルパスは、ヴァリデーションをした後、自分で乗車日を記入して、電車内で周ってくる車掌にパンチしてもらえばOKです。あとは、1日使えるというわけです。


特に遅れることもなく、ドレスデンに到着。飛行機でドイツに降り立った時とは違う感動がある。早速、ドレスデンの1日乗車券を購入し(ドレスデンでは、ファミリーチケットというお得な1日乗車券がありました)、トラムに乗ってドレスデン宿泊予定のケンピンスキー グランド ホテル タッシェンベルグパレードレスデン を目指します。トラムに乗りながら見えてくる景色(フラウエン教会、ドレスデン城など)にも圧倒され、それだけでも感動。

そしてホテル到着。ここは良い!!ベルリンのホテルも良かったけど、ここは更に広いしきれい。


荷物を置いて、早速観光に出かけます。まずはホテルの目の前にあるツヴィンガー宮殿。生憎、月曜日だったため、絵画館すべてが休み。宮殿内はなかなか広く、観光客もたくさんいました。ベルリンと違った日本人もちらほら。ツヴィンガー宮殿からは、ゼンバーオーバー、ドレスデン城なども見ることができます。


続いて、フリューゲルのテラスからエルベ川の写真を撮ったり、大きなドレスデン城の写真を撮って、ドレスデン城内にある歴史的な緑の丸天井の予約をする。人数制限があるようでしたが、なんとか予約を取ることができました。


そして、QFというデパート内にあるマイセンアウトレットをちら見。お土産に買いたいものがあったが、この後、ゼンバーオーバーの予約を取っていたので、一旦店を出て、後から買いに来ることに。


さて、ゼンバーオーバー。事前に予約をしていれば、ゼンバーオーバー内部の見学をすることができます。チケットは、ゼンバーオーバーのホームページからできます。で、この旅1番のトラブルがやってくるわけです。。。

予約時間の5分前くらいに、ゼンバーオーバーの入り口付近に来れました。しかし、予約時間になっても誰もいません。「あれ、入り口が違うのかな」と思い、周辺を歩いても他に入り口らしきところがない。掃除のおっさんに聞いても、「入り口はさっきのところ」 と言われる。15分過ぎても誰もいないので、さすがにおかしいと思い、市内のガイドセンターに行くことに。
市内のガイドセンターに着き、その旨伝えると、「ゼンバーオーバーのガイドセンターはここではない」と言われ、違う場所を指定される。そして、貰った地図を頼りに指定された場所に行ってみる。
着いてから、ここでもその旨伝えると、電話でゼンバーオーバーの見学ツアーの中止があったかを確認してくれた。それによると、「撮影のため、急遽ツアーがキャンセルになった」とのこと。なんだって!ゼンバーオーバーのチケットセンターが別にあって、そこで期日を変更するか、払い戻しにするかができることも教えてくれた。ここで、また新たな地図を手渡されるわけだ。
この地図を頼りに、行ってみると、これがない。いくら探してもチケットセンターらしきところがない。ないない。近くのお店に入って、場所を聞いてみると、「ゼンバーオーバーのチケットセンターがどこにあるか知らないけど、地図の場所は、50mくらい真っ直ぐ行って、左に曲がったところ」と言われる。行ってみると、これがない。
また、教えてもらったお店に戻って聞いてみると、別の店員が出てきた。するとしきりに「11!!」と言う。何かと思えば、建物の番号(番地)みたいだ。ここのお店は建物に「9」と書いてあるので、「11」と書いてあるところが地図の場所という。改めて、「11」を頼りに行ってみると、ベンチャー企業のようなところがあった。恐る恐る入ってみると、可愛い子が3人出てきた。「ゼンバーオーバーのチケットセンターか」と尋ねると、「Ya!」と返ってきた。ようやく見つけた!そして、「払い戻しをしたい」と言うと、「2,3日前に急遽キャンセルが決まって、その旨のメールをしたけど、返事がなかったから心配していた」と言われ、ようやくお金が戻ってきた。3人とも非常に丁寧に謝ってくれて、しかも3人ともすごく可愛かったので完全に許した!!ええ、許しました。しかし、時計を見ると、ゼンバーオーバーの見学ツアーが終わってるはずの時間だったとさ。
正直、払い戻しのお金自体は全然どうでもよかったけど、途中から2人でゲーム感覚になってきて、なんとかゴールしたいという思いだけで、払い戻しのお金をゲットしようと動いてました。少し時間は損しましたが、知らない土地、知らない言語の中で、こういったトラブルの解消ができたことは非常に良い経験でした。
あー、でもゼンバーオーバーの内部見たかったなあ!!


ゼンバーオーバー外観


一見ベンチャー企業のような ゼンバーオーバーのチケットセンター



仕切りなおして、続いては、今日予約が取れた歴史的な緑の丸天井へ。ここは、金ぴか金ぴか。漆、金、銀で彩られた内部には、ダチョウのタマゴ、人物画、馬の騎士など、本当になんでもあり。日本語のガイドもあって、見学しやすかったです。
そして、大分辺りが暗くなってきつつ、フラウエン教会へ。外観を写真で収めてから、中にも入ってみる。中で椅子に座ってしばしボーっとする。この旅行全般で思ったけど、教会が身近にある生活っていいね。


辺りは、かなり暗くなってきたけど、「世界一美しいミルク屋さん」に行きたかったので、トラムに乗ってエルベ川を越え、新市街を目指します。通行人に道を聞きながら、なんとかミルク屋さんに到着。残念ながら店内は撮影禁止ということで、外から写真を撮りました。中に入ってみると、チーズ、牛乳、チョコレート、ミルク石鹸、マグネットなどあり、確かに美しい。ここでは、マグネットなどをお土産に買って、新市街を後にします。


帰り際、エルベ川に掛かる橋からの景色がすごく綺麗で、感動。お昼に観光したドレスデン城やフラウエン教会などから発する光に、なんとも言えない気持ちに。写真をたくさん撮りましたが、写真からは感動が伝わらず。


マルクト広場に着くと、やっぱりクリスマスマーケットで賑わっていて、マッシュルーム、フランクフルトなどを食べて、ホテルへ帰宅。3日目終了。


マッシュルーム


フランクフルト