2011年11月27日 ドイツ旅行2日目

ベルリン観光編

今日は1日ベルリン観光の日。朝食は、ブランデンブルク門の近くのスタバ。朝早かったし。そもそもドイツにはコンビニは一つも見かけなかったし、スーパーも限りなく少ない。ホテルの朝食も取っていなかったので。スタバでは、ベーコン&エッグを注文。これがかなり美味しい。飲み物のサイズはTallからあります。

ベーコン&エッグ


朝から満腹になると、まずはベルリン市内の公共機関1日乗車券を買いに、近くの駅まで行く。ここでこの旅最初のトラブルが。自動券売機があって、まず嫁の1日乗車券はすんなりと買えました(6.8ユーロ)。そして、僕のも買おうとして、まず5ユーロ紙幣を入れる。・・・、紙幣が入ったまま何も反応しない。キャンセルボタンを押しても何も反応しない。急いで、近くのショップの定員に身振り手振りでその旨伝えると、「ベルリン中央駅に行けば返してもらえるよ!」と言われるが、そんな時間もないので5ユーロを泣く泣く諦めることに。別の自動券売機でやるとすんなり買えました。

※ちなみに、ドイツの交通機関は、主にSバーン(電車)、Uバーン(地下鉄)、バス、トラム(路面電車)があり、都市毎の1日乗車券を買えば、このすべてに乗車することができます(都市毎に乗車できる範囲は決まってますが、ほとんどの観光地は1日乗車券を使って行けると思います)。いずれも、日本みたいに、切符を改札に通したり、運転手に見せたりする必要がありません。その代わりに、乗車前に、その乗車日付を刻印する必要があります(自動の刻印機械があります)。ただし、不正乗車がばれたりした場合は、かなりの罰則があるらしい。

問題の自動券売機


いきなりのトラブルに見舞われ少し消沈しながら、昨日も少しだけ行ったブランデンブルク門へ。すると、大きなクリスマスツリーを設置しているところでした。クソ寒い中、半袖短パンでランニングしている人はちらほらいるものの、朝早いためか観光客はほとんどいませんでした。

大きなクリスマスツリー


ブランデンブルク門を抜けると、次は連邦議会議事堂へ。ここでもちょっとしたトラブルが。早くもこの旅2つ目。外観から写真を撮りつつ、議事堂の中へ入ろうとしましたが、なんと中に入るには予約が必要だったみたいで入れず。ガイドブックとかにはそんなこと書いてなかったのに。かなり残念。

連邦議会議事堂


結局、外観しか見ることができなかった連邦議会議事堂を後にして、100番バスでペルガモン博物館方面へ向かいます。100番バスは2階席があり、眺めも良くなかなか楽しい感じでした。10時から開くペルガモン博物館までは少し時間があったので、周辺のベルリン大聖堂などの外観を写真に収める。博物館ちっくな建物がかなりあって、ガイドブックと見比べながら何の博物館をチェックし写真を撮る。そして、時間になるとペルガモン博物館へ。
ペルガモン博物館は予想以上に壮大で。ただただ素晴らしい。今回の旅行で美術館、博物館などに何個か行ったけど、日本のものとは比べられないくらい壮大。写真も撮っていいところが多いし。ちなみに朝早く行くのがお勧めです。見終わって、僕たちが出てきた時には入場券買うのに、かなりの人が並んでいました。

ペルガモン博物館


ペルガモン博物館を出ると、当初の予定ではベルリン大聖堂へ でしたが、まだ開いていないということで、先にハッケンシャー・ホウフの方へ行くことに。お目当ては、アンペルマンオリジナルショップとお昼ご飯です。アンペルマンとは、ドイツの信号機で使われているマークですね。信号かなりかわいいです。
途中、新橋駅が参考にしたというハッケンシャー・マルクト駅を通過し、徒歩でハッケンシャー・ホウフに到着。奥の方に、しっかりアンペルマンショップもありました。店内には、なんと日本の信号機も飾ってありました。可愛い雑貨が何点かあったので、お土産に購入。

アンペルマンショップにあった日本の信号機


お昼ご飯は、ハッケンシャーホウフの建物同名のお店に入りました。ここでは、日本で買っていたドイツ語の本が活躍!と言いたいところでしたが、これがまったく使えない。メニュー表のほとんどの単語が載っていない。結局、この本はこの旅でまったく使えなかったと言ってもいいくらいでした。そもそも、ドイツ語を使う機会があまりなく、英語で十分でした。ドイツ語では、「ダンケシェーン(ありがとう)」、「ツァーレン・ビッテ(お会計お願い)」、「グーテン・ターク(こんにちは)」程度で十分です。ほとんどの人が英語話せるので、日常会話程度の英語だけでほんとに十分。無理にドイツ語に合わせる必要はありません。周りの観光客を見てても、ほとんどが英語で会話してて、英語を話せない人が多いのは、日本人だけのような感じがして、少し恥ずかしくなりました。

満腹になったところで、ベルリン大聖堂へ戻る。大聖堂に入るとまず目に飛び込んでくるのは、圧巻の天井に大きなパイプオルガン。じっくりと見た後に、屋上まで登れるということで、チャレンジ。階段はかなりきつかったけど、上からの眺めは最高。ベルリン市内を一望できます。この時間になると、市内にも観光客らしき人が増えていました。
ベルリン大聖堂を出て、次はイーストサイドギャラリー(ベルリンの壁)に向かいます。バスと電車を駆使して、無事に到着。お目当ては、フジヤマとチューのやつです。壁沿いを30,40分掛けて歩きました。やはりチューのやつが人気で、フジヤマには誰もいない。

人気ないフジヤマ


この時点で15時。予想以上に時間が余っていたので、急遽、ツォー駅方面へ行くことに。お目当ては、カイザー・ヴィルヘルム協会です。電車で移動して探してみると、これが見当たらない。ステンドグラスぎっしりの8角形の建物があって、中に入ると美しく青いステンドグラスの光で満たされている。演奏をやっていて、しばし椅子に座って鑑賞。そしてガイドブックに載っている高い建物(戦争で爆撃を受けたやつ)を探してみると、ようやく納得がいった。現在、工事中で建物全体にガードがしてあって、まったく見れない状態になっていました。かなり残念。代わりと言ってはなんだが、協会付近ではクリスマスマーケットがやっていました。ソーセージ、グリューヴァイン(ホットワイン)、甘いお菓子の屋台がたくさん出ている。人も多く賑わっている。ここでは、ワッフル(かなり美味!)を食べてお腹を満たす。

そして、まだ時間が余っているということで、ポツダム広場へも行くことに。ここでもクリスマスマーケットがやっている。遠くにはビルハーモニーが見える。レゴ博物館にも行きたかったけど、時間が少ないし、値段が高いので断念。代わりに、ソニーセンターの中を散策して、青い大きなツリーを鑑賞。これもかなりきれい。

続いて、ポツダマープラッツ駅からアレキサンダープラッツ駅まで移動して、赤の市庁舎前のクリスマスマーケットに移動しました。お目当ては一番賑わってそうだったクリスマスマーケットでの晩御飯です。レバー煮込み(これは腹にガツンと来た!)とパンで挟んだソーセージを食す。ソーセージはかなり美味しいです。歩いているほとんどの人もソーセージ食べてます。

クリスマスマーケットでは必ずあるグリューヴァイン(都市ごとにグラスが違います)


お腹いっぱいになってところで、ベルリン大聖堂まで歩いて移動し、そこからバスでホテルまで戻って2日目終了。