パタゴニアを行く

カラー新書は大好きなので、いつも本屋でチェックする。集英社のカラー新書がいつも素敵だけども、今回は中公新書で見つけた。「パタゴニア」と言われたら、アウトドア用品が思いつくが、本書の「パタゴニア」は地域だ。

パタゴニア南アメリカ大陸の南緯40度付近を流れるコロラド川以南の地域の総称で、アルゼンチンとチリの両国に跨る。長期の旅を20回ほど繰り返し、2007年からチリ北部の森に移り住んだ著者が、豊富な写真とともに「パタゴニア」の魅力を語っているのが本書だ。

最初から最後まで目につくのは写真。植物、動物、自然風景の綺麗な写真、ただただ美しい。これを眺めているだけでほんとに飽きない。これだけで買い。

著者のHPがあった。「地球の息吹き」 http://www.glacierblue.org/
写真家なのね。どおりで写真に引き込まれるはずだ。