今日買った本

近所の本屋はたくさんあるけども、どこも平凡で新刊の扱いが物足りない。「新刊をうまく探す」ってことに興味があるんだけど、自分好みのサイトやアプリなどにまだ出会えていない。じゃあ、自分好みのものを作っちゃおう、と今考えているところ。今日はこんな本を購入。

パリの異邦人 (中公文庫)

パリの異邦人 (中公文庫)

まずは、鹿島茂さんの著作。鹿島さんと言えば、「馬車が買いたい!」が有名だと思うけど、これはもうなかなか手に入らないのだ。自分も持っていない。とほほ。かなり前、図書館でやっと見つけて、読みふけったのだが、これが本当に面白かったのを覚えている。
本書は、パリに魅せられ、パリを愛した異邦人たち(リルケヘミングウェイオーウェル)の人となりを浮き彫りにする話。


江戸っ子の意地 (集英社新書)

江戸っ子の意地 (集英社新書)

続いて、「江戸っ子の意地」も購入。明治維新によって失業した徳川家家臣たちが、薩長へ負けず、新時代をどう生き抜いたのか、という話。
江戸はやっぱり好きです。「江戸」と書かれたものは、思わず手に取ってしまう。「旅する江戸絵画」なんてのも、秀逸です。

旅する江戸絵画

旅する江戸絵画


大江戸古地図散歩 (新人物文庫)

大江戸古地図散歩 (新人物文庫)

やっぱりこちらも「江戸」関連。それに大好きな「地図」がついたら、もう買うしかない。ただ、装丁に「◯◯推薦!」なんて書いてある。これはいただけない。帯に書いてあるならわかるけど、せっかく良い装丁が台無しである。
古地図に関連して。震災後、土地を買おうとしている人が、住宅地図よりも古地図を見るようになっているらしい。かつてはどんな土地だったのか確かめておこうというわけだ。かつて池や沼であった場所を埋め立てたところは、地盤が軟弱である可能性も指摘されている。池や沼など、さんずいのついた地名は注意したほうがいいという。