新刊情報の探し方

本が好きな人にとって、「効率よく新刊を探す」っていうのは、非常に気になるところだと思う。今日は自分の本の探し方について書いてみます。


Twitterを始める前
2年前くらいにTwitterを始めたと記憶しているが、それまでは大手書店のサイトを直接見に行くことや、直接本屋に足を運ぶことが最たる手段だった。中でも、本屋で直接探すというのは、週に2,3日のペースで行っていて、結局何もなくてそのまま帰るなんてケースが多かった。本屋で買いたい本を見つけるというのも好きだけど、もう少し事前に買いたい本リストを頭に描いて本屋に行くという機会も増やしたい思いがあった。時間が無駄ですし。


Twitterを始めてから
TwitterRSSを始めてから、効率性がかなり向上した。たとえば、Twitterでは、大手出版社をフォローして、新刊情報を入手する。あとは、新刊情報ばかりをつぶやくアカウントも存在しているので、そちらもフォローしておけば、かなりの新刊情報がゲットできるようになった。特に自分からあちこち覗く必要がない。あとは、RSS。僕はiPhoneアプリのReederを使っていますが、こちらでも本屋サイトの更新状況をチェックしている。ちなみに、Reederは機能がシンプルで画面も見やすいので新刊情報だけでなく、他の情報もチェックしやすい。欲しい情報が効率的に取得できるようになった。


HONZの登場
それまでのやり方でも充分な情報が取れたのではあるが、一つ問題が発生する。それは不要な情報まで入ってきて、必要な情報を選別するのが面倒くさい。たとえば、あまり好きじゃないジャンルなども出てくる。この問題を救ってくれたのが、HONZ(http://honz.jp/)というサイト。このサイトとの出会いも、僕の本の探し方へ多大な影響を与えた。代表の成毛眞さんは、「本は10冊同時に読め」で知り、この本は「自分の読み方」と共感できるところも多く、大いに感銘を受けた。読書量も倍増倍増。このサイトもGoogle リーダーに登録しておけばOK。
このサイトと出会って良かったと思える理由の一つが、僕の好きなジャンル(新刊 ノンフィクション)とほぼ一緒だということ。1日1冊は紹介されるので、量的にもちょうどいい。HONZの紹介する本は、魅力的なものが多く、少しマニアックなものまで抜けがない。だが、好きなジャンルへの的は絞られたが、本屋での新刊の新発見が格段に減る。本屋に足を運ぶのが少し作業的なものになってしまい、ちょっと前までは、本屋で「あ、この本面白そう!」ってな発見が多かったけど、めっきり減ってしまった。
事前に本情報をゲットしておくことと、本屋で良い本を発見することは、互いに矛盾していますが、この辺のバランスが難しい状態です。面白い本の抜けがなくなったという点では、かなり良い状態ですが。




「効率よく新刊を探す」ということは、現段階でまずまずなモデルができていると思いますが、次はその情報をどう管理するか というのが次の目標。今までは、手帳に買いたい本をメモするという少し原始的なやり方をしていましたが、iPhoneアプリで「BookRemark」というのを見つけました。買う本リストや蔵書管理ができます。今は、こちらを使っていますが、もう少し工夫できないかなあと思案中です。この辺のネタで、iPhoneアプリを開発したいなあと思っています。

ちなみに、Amazonなどのネットで購入する方も多いかと思いますが、僕は書店で入手しにくいものを除いてはあまり使用しません。やっぱり本は装丁や手触りなども重要だと思っているので、その辺も確かめながら直接手に取ってから買いたいのです。